内田樹 かもがわ出版ケンポウ ノ クウゴ オ ミタス タメニ ウチダ,タツル 発行年月:2014年08月 ページ数:95p サイズ:単行本 ISBN:9784780307139 内田樹(ウチダタツル) 1950年生まれ。
東京大学文学部仏文科卒業。
東京都立大学大学院博士課程中退。
専門はフランス現代思想、映画論、武道論。
武道家(凱風館館長、多田塾甲南合気会師範)。
神戸女学院大学文学部名誉教授。
『私家版・ユダヤ文化論』で第6回小林秀雄賞、『日本辺境論』で2010年新書大賞、第3回伊丹十三賞を、それぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 「日本国民」とは何か(神戸憲法集会について/公務員には憲法尊重擁護義務がある/敗戦国の中での日本の特異性/日本国憲法のもっていた本質的な脆弱性/憲法九条にはノーベル平和賞の資格十分/憲法の主語はそれにふさわしい重みを獲得していない)/2 法治国家から人治国家へ(法治から人治への変質/株式会社的マインドが日本人の基本マインドに/メディアが方向づけした「ねじれ国会」の愚論/国家の統治者が株式会社の論理で政治を行うことのいかがわしさ/「日本のシンガポール化」趨勢)/3 グローバル化と国民国家の解体過程(自民党改憲草案二二条が意味すること/グローバル資本主義にとって障害になった国民国家/「日本の企業」だと名乗るグローバル企業の言い分) 日本はいま、民主制から独裁制に移行しつつあるー著者初の本格的憲法論。
日本の民主制と憲法の本質的脆弱性を考える。
本 人文・思想・社会 法律 法律
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